デジタルノマド注目の都市
チェコ・プラハ(ヨーロッパ編)
働く上で、どこでどんなふうに働くかはとても重要ですよね。その「どこで・どんなふうに」を自分で決められるのが、デジタルノマドの生活。せっかくなら素敵な街に滞在して、楽しく働きたいですよね。とはいえ、生活に必要な最低限のインフラは必要だし、急に言われてもどこへ行きたいかすぐには浮かばない…なんて思ってませんか?不安に思って同じ場所ばかりに滞在しているなら、あなたはせっかくのデジタルノマド生活をエンジョイしきれていません!
ということで、そんな悩めるデジタルノマドの皆さんのために、今回はぜひ訪れてほしい、できることなら長期滞在してほしい、お勧めの街をご紹介していこうと思います。今回はヨーロッパ編として、チェコ・プラハをご紹介します。
プラハってどんな街?
プラハと日本の時差は-8時間。ドイツやポーランド、オーストリア等に囲まれたチェコ公国の、ほぼ中心に位置しています。神聖ローマ帝国の首都として栄えた町で、街の街道を散策すれば、中世以降のあらゆる建築様式を見ることができるくらい、様々な時代の建物がそのまま生活に溶け込んでいる美しい街です。
デジタルノマドに注目をされている理由
何といってもヨーロッパですから、街の清潔度や便利さはもちろん、インターネット環境や働くスペースについては、日本と同水準あるいはそれ以上に整っています。加えて、歴史に裏打ちされた美しい街並みや古城。ここでしか見られない文化を感じながら、上質の風を感じながらお仕事することができます。
プラハは過ごしやすい? 気候や気温は?
日本と同じように、美しい四季のある街。気温は東京に比べるとやや低く、1月の平均気温は-1℃、8月は18℃くらいと、夏でも涼しく過ごすことができます。季節の違いがはっきりしており、四季折々の美しさを楽しむことができます。
プラハ滞在中に訪れたいところ
プラハの観光名所として、外すことができないのがプラハ城です。14世紀、カレル4世の治世時代に現在の姿にまで整えられた古城で、敷地内には宮殿の他、教会、修道院等もあり、美しい建設を楽しむことができます。交代式もあり。中でもぜひ自分の足で歩いてほしいのが、その東側の一角にある「黄金小路」と呼ばれる街並みです。過去には錬金術師を住まわせていたという伝説のある街並みにはヨーロッパ建築の小さな家が軒を連ねており、街並みを散策しているだけで、童話の世界に迷い込んだような感覚を楽しめます。現在はお土産物屋さんとして営業している家も多く、チェコの文化を感じられる一品を探して、覗いて回るのも楽しいでしょう。その他にも、プラハには歴史を感じる美しい建造物がたくさんあります。ぜひ、自分の足で街道散歩を楽しんでみてください。
1ヵ月どのくらいで生活できる?
物価は日本と同じかやや安いくらい。どんなふうに暮らすかにも寄りますが、平均$1,700くらい。ホテルは当然グレードによりますか、月間$800くらいで滞在できます。Airbnbを利用するなら$1,500くらいです。コワーキングスペースを借りるなら$200/月くらいで見つけられそうです。
プラハに滞在したデジタルノマドの感想
メリット
・美しい街並みと長い歴史を感じながら過ごすことができる。ここでしか見ることのできない景観、名所を肌で感じることができる。
・ノマドライフを送るためのインフラが十分にそろっている。
・物価の高いヨーロッパにおいて物価が安めで滞在しやすい。
デメリット
・ヨーロッパ全域に言えることですが、治安についてはやや注意が必要。観光客を狙った物取りやスリに気をつけて。
・アジアやアフリカ諸国に比べると物価は高め。
ヨーロッパの中でも特に歴史が深く、伝統ある建造物を楽しみつくすことができる街・プラハ。他のどの地域でも感じられない、ここにしかない空気があります。その上質の空気を肌で感じながら、滞在してみるのはいかがでしょうか?
shares