TOEFL Junior®のABC【1】TOEFL Junior®に挑戦しよう!

世界中の中高生が受験する英語資格試験のひとつ
TOEFL Junior®をズバッと解説!

英語の検定試験にもいろいろありますね。TOEFL Junior®は、もともと世界中の中高生のために作られたテストですが、大学生や社会人にも活用されています。これから月に1回のペースで、TOEFL Junior®の傾向と対策について書いていきます。今回は、TOEFL Junior®とはそもそもどんなテストなのか、英検やTOEFL®、TOEIC®との違いはどこにあるのかを解説します。

TOEFL Junior®は誰のためのもの?

TOEFL Junior®は、英語が母語ではない中高生の英語力を測るために開発されました。留学を考えている中高生は、ぜひ受験してみましょう。

もちろん中高生でなければ受けられないというわけではありません。英語力を試したいが、まだTOEFL®を受ける自信はないという大学生や大人の方にもおすすめです。

TOEFL Junior®の前段階として、TOEFL Primary®というテストもあります。小学生で英語を習っている人や、まだ英語の勉強が進んでいない人は、まずPrimaryから受けてみてもいいですね。

 

誰がTOEFL Junior®を作っているの?

TOEFL Junior®を作成しているのはETS(Educational Testing Service)
非営利団体としては世界最大のテスト開発機関で、アメリカにあります。
TOEFL®やTOEIC®を作っているのと同じところですね。

 

英検とはどこが違うの?

まず、運営している機関が違います。
英検は日本英語検定協会が実施し、日本の文部科学省の後援を受けています。

日本では今のところ英検の方が知られていますが、TOEFL Junior®は世界65ヵ国で活用されています。

内容としては、TOEFL Junior® Standardはリーディング(長文と語彙・文法)とリスニングのみで、ライティングとスピーキング、つまり英語でアウトプットする能力は含まれません。

英検では、3級から1級は4技能が対象になります。一次試験でリーディング、リスニング、ライティングのテストがあり、それに合格すると二次試験として面接を受けるという流れです。面接は3級から準1級までは8分と短いものの、スピーキング力を試されます。

また、英検のライティングは記述式ですが、TOEFL Junior®はすべて選択式です。

因みに、TOEFL Junior® Speakingというテストもあります。同じETSが作っているテストですが、Standardと一緒に受けることはできません。

もうひとつ、大きな違いがあります。

英検は1級から5級に分かれ、それぞれの級で合否が出されますが、TOEFL Junior®ではすべての受験者が同じレベルのテストを受けます。結果は合否ではなく、スコアで示されます。

 

TOEFL®とはどこが違うの?

同じETSによる作成で、結果がスコアで示されるTOEFL®やTOEIC®とはどこが違うのでしょうか。

英語圏への大学、大学院留学にはTOEFL®のスコアを求められることがあります。
内容は、講義や大学からのお知らせ、キャンパスでの会話などが主になります。
TOEFL®では、リーディングとリスニングのほか、ライティングやスピーキングも重要な要素となります。 

国内の大学入試でも、英検のほか、TOEFL®のスコアで優遇してもらえることも多いです。大学院入試でも活用されています。

TOEFL Junior®はその名の通り、TOEFL®の前段階と考えると分かりやすいでしょう。
内容は、中高での授業内容や学校からのお知らせ、他の生徒との会話などです。

 

TOEIC®とはどこが違うの?

TOEIC®は職場でのやりとりや生活の中の英語が主となっています。就職や転職で活用できるほか、留学で使えることもあります。あまり知られていないようですが、受入国や専攻によっては、TOEIC®のスコアを提出できることも多いです。国内の大学院入試などでも、専攻によってはTOEIC®のスコアが使えます。

イギリスではTOEIC®が認められていないようですが、これは以前イギリスで不正があったためだと言われています。フランスなど英語圏以外のヨーロッパの国々でも、TOEIC®は英語力を表す目安として使われています。

一般的にTOEIC®と言った場合はTOEIC® L&Rを指し、リーディングとリスニングのみの選択式のテストです。これとは別に、スピーキングとライティングのみのTOEIC® S&Wもあります。

英語の検定試験は目的に合わせて選ぶことが大切ですね。

次回はTOEFL Junior®のレベルについて解説します。

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

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