スペイン旅行の前に覚えよう!
ユーロのお札とコイン
秋のスペイン特集
おしゃべりが大好きなスペイン人。レジで後ろに並んでいる人がいてもお構いなし。話し出したら もう止まらない!? 今 必要な話なのかと耳をかたむければ…、ただの世間話!? 支払いを促すレジ係の声に「えっ?分からないから、取ってちょうだい」と、おもむろに財布をあけて差し出すご婦人。慣れないお金に戸惑う姿をあちらこちらで目にした2002年、その年の1月よりスペインでもユーロの使用が始まったのです。
カラフルな紙幣は 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500ユーロの7種類で、橋やアーチを各時代の建築様式で表現したデザインです。
硬貨は 1, 2, 5, 10, 20, 50セントの 6種類と1, 2ユーロの2種類で、片面は共通のデザイン、もう片方の面は各国独自のデザインです。
意外に保守的なスペインの人。特にご年配の方々は、新しい通貨「エウロ」に苦戦している様子でした。そう、スペイン語ではユーロを「エウロ(Euro)」、補助通貨のセントを「センティモ(Centimo)」と言います。
100センティモ(¢1)=1エウロ(€1)、1ユーロ=138.40円(2015年9月現在)です。
現金にするかトラベラーズチェックにするか…、スペインではトラベラーズチェックが使えるお店が少ないため、現金とクレジットカードをお勧めします。また、スペインではアメリカン・エクスプレスの取り扱い店舗が意外と少ないので、その他のカードがお勧めです。
ユーロへの両替は、日本でするのがお得です。
現地でも銀行や両替所で両替できますが、一見レートが良くても実際には手数料が引かれ残念な結果に。また、4ツ星以上のホテルでは両替が可能ですが、やはり高い手数料を引かれてしまいます。
ご帰国の際にも同様、残ったユーロは次にユーロ圏へ旅行するまで取っておくか、日本に戻ってからの再両替をお勧めします。ただし、硬貨は両替できないので、使い切るか記念に残しておく程度に。
≪ユーロの使える国≫
スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、
ドイツ、オーストリア、フィンランド、アイルランド、ギリシャ、スロベニア、マル
タ、キプロス、スロバキア、エストニア、ラトビア、リトアニア、アンドラ*、モナ
コ*、バチカン*、サンマリーノ*、コソボ*、モンテネグロ*
(*印はEU加盟国ではない)
shares