4語で伝わる簡単英語フレーズ【101】
I blew it!
「私はそれを吹いた!」ってどんな意味?

簡単で知ってる単語が並んでるのに直訳してもさっぱり意味が通じない、ややこしい言い方で長くなりがちな日本人英語のミスも、覚えてしまえばたったの4語までで通じる言いまわしを、実際の英会話例と共にご紹介します。ぜひ参考にして早速使ってみましょう。
I blew it!
「私はそれを吹いた!」ってどんな意味?
正解
失敗した!
解説
どんなに大企業の社長さんでも、過去にはいくつもの失敗を重ねているはず。失敗した経験があれば、そこから何かを学んで人は賢くなっていきますね。なーんて偉そうなことは言えない筆者。海外旅行先で、バスチケットを買ったつもりでパーキングチケットを持って、ドヤ顔でバスに乗り込んだり、「上寿司10人前とかっぱ巻き頼んどいて」と上司に言われ、かっぱ巻きまで10人前頼んで呆れられたり・・・。失敗のレベルにもいろいろありますが、今回の表現は、誰かが比較的大きな失敗をしたことを指摘したり、自分の失敗を認めたりするような場面で使える表現です。
blew(blow)は、息をふっと吹くという意味もありますが、爆発などで吹き飛ばすという時にも使う単語。まさに大事な物事をうっかり吹き飛ばして大失敗! そんなイメージができるフレーズです。
会話例でもっと理解しよう
▶会話例その1
Hey Ken? Where were you yesterday?
You were supposed to bring Joseph to the bar for his surprise party!
ちょっとケン?昨日どこ行ってたんだよ
ジョセフのサプライズパーティーやるから、彼をバーに連れてくるはずだったろ?
What? I took him to the stationary store to get office supplies.
え? 僕、彼をオフィスサプライを買うために、文房具屋に連れていったけど
You blew it! We were waiting for hours.
何してんだよ! みんな何時間も待ってたんだぞ
Sorry, I thought you said supplies, not surprise!
ごめん、サプライズじゃなくて、サプライって君が言ったと思ってた!
▶会話例その2
The cake tasted terrible! What did you do?
あのケーキひどい味だったけど! 一体何をしたのよ?
I’m so sorry, I blew it.
I put salt instead of sugar…
ごめん、失敗しちゃった
砂糖の代わりに塩入れちゃったんだよ・・・
ライタープロフィール●さゆり ロバーツ
英会話講師を経て、アメリカ人との結婚を機に2002年ホノルルへ移住。ハワイの歴史・文化を伝える「歴史街道ツアー」を立ち上げ、クイズを取り入れた面白ツアーが好評となり、各メディアで多数取り上げられている。『お母さんが教える子供の英語』(はまの出版)著者。ブログ「さゆり in Hawaii」で、ハワイの日常・旬な情報を続々公開中。 ブログ●「さゆり in Hawaii」