英検®はここに注意しよう! 2級の二次試験 2
攻略ポイントはここ! 英検®合格への道しるべ
英検®2級二次試験、面接の注意点の2回目。入室してから最初のあいさつ、そして問題カードの音読のところまで来ましたね。今回は質疑応答とイラストの説明を見てみましょう。
質問が聞き取れなかったら聞き直しても大丈夫
問題カードの音読が終わると、内容に関して質問されます。
カードを見ながら答えることができるので安心ですね。
面接でスピーキングテストをするということは、相手が目の前にいるということです。質問も、録音された音声が流れるのではなく、面接官が直接聞いてくれます。余計に緊張するという人もいるかもしれませんが、万が一聞きそこなっても聞き返すことができます。
ただし、何回も聞き直してはやはり評点に関わりますから、1回の面接につき、聞き直すのは1回くらいにとどめておいた方がいいでしょう。
Could you say that again?
など、ていねいに聞くようにしましょう。
黙読と音読で要旨を掴んでおく
質問は、According to the passage, に続いて、whyやhowで始まることが多いです。
解答のヒントが文章のどこにあるのか、質問を聞いてすぐにわかるといいですね。そのためには、黙読タイムと音読のときに話の流れを掴んでおくことです。
Whyの質問に対してはBecauseなどで始め、Howに対してはBy ~ing (~することによって)などで始めるとうまく答えられるでしょう。くれぐれも、理由を聞かれているのに手段を答えたりすることのないように注意しましょう。
イラストの出来事を説明する
文章の内容に関する問答が終わったら、同じ問題カードに印刷されたイラストの説明を求められます。準備時間は20秒。この時間を焦らずに有効活用しましょう。
概ね3つの場面が漫画のように繋がっているので、誰が何をどうしたのかを各場面で見ておきます。
準備時間が終わると、Please begin. と言われます。その言葉を待って、話し始めましょう。
ありがたいことに、最初のセンテンスはカードに印刷されています!必ずこのセンテンスで始めてください。
さらにありがたいことに、場面と場面のつなぎの言葉(A few days laterなど)も印刷してあるので、そのまま使えます。
登場人物のセリフは○○said to her “…“ と入れましょう。
最初のセンテンスが過去時制になっていたら、当然それに続く文も過去時制に合わせなければなりません。
長さとしては、やたら詳しくする必要はなく、各場面を1文から2文でまとめられるはずです。場面が3つあれば、全部で3~6文になるということですね。
次回は、2級面接の最後の質疑応答、自分自身の意見をどう伝えるかについて見てみましょう。
ライタープロフィール●外国語人 | |
英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |
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