英検®はここに注意しよう! 1級の傾向と対策13

攻略ポイントはここ! 英検®合格への道しるべ

英検®1級二次試験の目玉は「スピーチ」です。二次試験に成功するには、ここで良い成績を収めることが不可欠です。今回は、「スピーチ」に成功するために知っておくべきことを書きます。

英検®1級二次試験「スピーチ」とは

TOEFL®やIELTS®など、英語の4技能を試される試験は他にもありますね。
その中で、英検®1級スピーキングテストの特徴といえば、問題がほぼ1問のみだということ、その1問の中で2分間話し続けるということでしょう。

前回の記事で、入室から退室までが採点の対象となり、面接官との会話もあると書きましたが、目玉の「スピーチ」で大失敗してしまうと、他の部分でフォローするのは厳しくなります。

「スピーチ」と言っても、今の英検®では大勢の人の前で話すのではなく、ふたりの面接委員に向かって座ったまま話します。

 

5つのトピックから自由に選べる

「1問しかないなら、苦手なテーマが出たら沈没?!」と心配する人もいるかと思いますが、そこは大丈夫です。

というのは、テーマは5つの中から自由に選ぶことになっているからです。

ただ、選ぶ時間も考える時間の中に入っていますから、あれこれ迷っているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

では、どのように選んだらいいでしょうか。

 

1分間でトピックを選び、「スピーチ」を組み立てる

自分がよく知らないトピックを選ぶ人はいないと思いますが、迷った場合、どう選んだらいいでしょうか。

基本的には、自分の立場(賛成か反対かなど)を述べた後で、その理由などをうまく英語で伝えられるトピックを選びましょう。具体例を挙げられるものがあったら、ラッキーですね。

例えば、
Agree or disagree: Art class benefits children
意味:賛成か反対か - 子どもたちにとって美術の授業は有益である
というトピックがあるとします。

これに関して、自分は美術が好きだったから賛成とか嫌いだったから反対では理由になりません。

しかし、自分は美術の時間を楽しみ、それがどう成長に役立ったか具体的に述べることができれば、立派な理由となるでしょう。

また逆に、授業が嫌で美術が嫌いになってしまった体験について話せれば、説得力のある例示となるでしょう。

 

トピックにはどんなものがあるの?

英検®1級のトピックには、個人的なものは出ないようです。

政治、社会、教育、文化など広範囲なテーマから出題されます。

形式も、二者択一型からそうでないものまでさまざまです。

普段から英語のニュースなどを幅広く読んでおくといいでしょう。

 

「スピーチ」の構成

「スピーチ」の基本的な構成は、ライティングの時と同じにするとわかりやすいでしょう。

つまり、まず賛成か反対かなどを明確に述べ、その後に理由や具体例を挙げます。時間があれば、まとめとして最初に述べたことを少し違う表現で最後に繰り返しましょう。
つなぎの接続詞や前置詞をうまく使うと、相手にわかりやすくなります。

 

スピーキングの練習は話すしかない

スピーキングの練習は、頭の中で考えているだけではできません。
実際に口に出してみるしかないのです。
何も見ないで話してみると、案外ミスがあるものです。
よく知っている文法を間違えてしまうこともあります。

必ず、トピックを想定し、時間を計って練習してみましょう。
トピックを選んで内容を考えるのに1分。
実際に話す時間は2分。
とても短く感じるかもしれませんし、時間が余ってしまうかもしれません。

緊張して早口になりすぎたり、途中で長い間黙り込んでしまったりすることがないよう、何度もやってみましょう。
人に聞いてもらうのもいいですが、自分で録音して聞いてみると発見があると思います。

「スピーチ」が終わると、「スピーチ」の内容に関して面接委員から質問されます。より詳しい説明を求められたり、具体的な方法を聞かれたりすることもあります。

これもあまり時間をかけないで答えられるよう、質問を想定して練習しておくといいですね。

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

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