LA暮らしのリアルを公開!【31】
留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします!第31回目のテーマは『アメリカで数学の授業?』です。

アメリカで数学の授業?

アメリカの大学では
文系、理系に関係なく数学の授業を必須で受けなくてはなりません。

留学生は入学の際、英語と数学のクラス分けテストを必ず受けます。
英語はもちろん勉強しに来ているためやる気はでるはずですが、文系だった人は高校1、2年生のときぶりに数学の問題を解くことになるはず!

「アメリカに来てまで数学やるの?しかも英語で?」と苦労する留学生がとてもたくさんいます。

私は日本で文系だったため、数学が大の苦手。
クラス分けテストではなんと、6クラスあった中で下から2番目のクラスになりました。
「日本語で説明されても訳わからないのに英語で説明されたらもっとわからない!」と大パニックに。

でも、安心してください。
クラスに行ったらびっくりします。
これは本当に大学の授業か?と思うほど丁寧に、ゆっくり、小学生レベルで教えてくれます。
アメリカ人は数学が苦手らしく、クラスにいる人はみんな、私よりわかってなかったと思います。

そして、学校には必ずTutor(チューター)といって
学生に宿題を教えてくれたり、授業でわからなかったところをおさらい、予習に付き合ってくれる人がいるんです。しかも無料で教えてくれます。
マンツーマンでやってもらうことができるので、私は授業の後にTutorのところへ行き、宿題をすぐに終わらせてました。
宿題をマンツーマンで見てくれる人がいるため、丸つけや宿題から出たテストは満点です。

理系に限らずビジネス専攻や、経済専攻にする人は、他のメジャーよりも少し上のレベルの数学力が必要になってきます。必須のクラスをクリアしても、その上があり、アカウンティングなど統計学を学ぶ必要があるので、高校で文系上がりの人は要注意!!
数学が苦手で卒業が遅れてしまう人は本当にたくさんいるんです!

高校で使った教科書など、日本語でわかりやすいものを留学に持って行ったり、渡米する前に少し勉強しておくのも手です!

 

Special Notes

  1. アメリカの大学では文系・理系に関係なく数学の授業が必須となっている
  2. 宿題や授業で分からなかったところ教えてくれたり、予習に付き合ってくれるTutorが大学にはおり、無料で学習の補佐をしてくれる
  3. 英語で数学を学ぶことに心配がある人は、日本語の参考書などわかりやすいものを留学にもっていったり、渡米前に少し学んでおくのも手

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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