LA暮らしのリアルを公開!【49】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします!第49回目のテーマは『グリーンカード申請①』です。

グリーンカード申請①

結婚をしてアメリカに住むためのプロセスで必要なのが永住権、いわゆるグリーンカードの取得です。なんらかのVISAか永住権がないとアメリカには住めないため、結婚する時にVISAを持っていなければ必然的に申請することになります。

アメリカ人と結婚したから当然永住権は取得できると思っている人もいると思いますが、それは違います。結婚したからといえども、100%取得できるわけではありません。もし却下されてしまった場合は、帰国しなければなりません。

結婚は誰でもできるのに、アメリカに住む権利が得られないって難しいですよね。

だいたい申請から審査、取得まで1年はかかると想定しましょう。外国人の私たちにとっては本当にこのプロセスは長く、不安になるし、お金もかかるし、かなりストレスなんです…。でもアメリカで生きていくためにはやらなければならないこと…!

必要なものは確実に、問題を少なく取得できる可能性を増やしたいのであれば、必ず移民系の弁護士に頼むことがポイント!

自分たちだけの力で申請することは可能ですが、弁護士が間に入ることで費用はもちろんかかりますが、グリーンカードの取得可能性がかなり増えるんです!

申請するために必要なものをざっと紹介すると、
・結婚が認められているという証明のマリッジサティフィケート
・結婚相手(アメリカ人配偶者)の収入証明書
・共同銀行口座をもっているかの証明
・自分の日本の戸籍謄本(英訳されたもの)
・メディカルチェック
・日本のパスポート
・今までにVISAを取得したことがあればそれの証明
・I - 94(出入国記録情報)

自分だけではなく旦那にも書類などの提出にかなり協力してもらう必要があります。
収入証明やタックスの書類、給料明細はもちろん、今までに結婚歴や離婚歴がある場合などは確実にそこでお互いのことを知ることになるので、このプロセス中にダメになってしまった国際カップルもたくさん見てきました。私たち外国人にとってもアメリカ人にとっても国際結婚というものは本当に時間がかかるし、大変なことだと思います!!

書類がすべて揃ったら提出をして2~3週間で、書類を受け取った報告、プロセスを始めますという報告の手紙が届きます。

このプロセスを始めてから仮のグリーンカードが届くまでの期間だいたい半年から1年間はアメリカから出国しないことをおすすめします。

帰ってこれない可能性が高いからです。

トランプ大統領になり移民系のプロセスはとにかく厳しくガラッと変わりました。
そして、今現在はコロナの影響ですべてのプロセスはかなりの時間がかかります。そしてアメリカは何より処理が遅いのでとにかく辛抱というところです。ひたすら待つのみ!

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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