LA暮らしのリアルを公開!【57】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします! 第57回目のテーマは『再びロックダウンしたLAの人々の現状』です。

再びロックダウンしたLAの人々の現状

11月後半からステイホームオーダーが出され門限があったLAですが、12月7日から再び完全にロックダウンが再開しました。

LAでは毎日、感染者の歴代人数を更新していて病院は緊急で来た人で溢れかえり、病棟が間に合わない事態になっています。そんな中でもパーティーをする学生などが全く減らず、たくさんの人が捕まりまくっているのが現状です。

中学生以上は完全にオンラインになっていましたが、幼稚園や小学校などは再開していたのに再び木曜日から休校になるそうです。

アメリカは日本のように政府からの要請がでてもみんながきっちり聞くような国ではありません。なのでこのように再びロックダウンになるのも自業自得だと私は思います。

ですが学校にいけない、外で友達に会えないと思えばまた学校が始まったり、何度も環境が変わってしまう子どもたちは精神病になってしまうケースが多く、社会問題になっています。

アメリカは心理学の研究が発達していて、カウンセリングに行くことも日常的にあるほど身近な存在です。再びのロックダウンでカウンセリング予約が満員になってしまうことがあるので、気になったらすぐにでも予約をしようと声かけがニュースで行われました。

そして、アメリカは精神病、ストレスリリーフなどの症状に効く薬が市販で売っているのですが、そのような薬のTVコマーシャルがクリスマスのコマーシャルと同じくらいの頻度で流れるようになりました。

コロナウイルスも若いからかかっても死なないなど関係なくなってきていて、若くても死に関わる病気になっています。アメリカではコロナにかかって命を落としてしまう子ども達も少なくはないです。

2020年、外での楽しみは完全にゼロ!という感じでしたが、このロックダウンでちゃんと政府の言うことを聞き、新規の感染者が減り、来年にはまた普通の暮らしができればいいなと心から思います。

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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