「素人でもわかる言葉でもう一度言って」
エンジニア英語でどう言う?【219】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

中学のときに通っていた塾では春休みや夏休みなどの長い休みのときだけ雇われる 臨時の先生がいました。普段教えてくれている先生は東京大学に現役合格したエリートで 臨時の先生は一浪して日本大学に入学していました。どちらも大学2年生です。2人とも 優しくて熱心に教えてくれたのですが東大生の授業はわかりにくかったものです。恐らく、 先生自身がよくできる子だったので考えるプロセスを飛ばしてしまいがちだったからかもしれません。

 

Tell me that again in layman’s terms.

テル・ミー・ザッタゲイン・イン・レイマンズ・ターム

素人でもわかる言葉でもう一度言って。

 

こんなフレーズ

 

laymanは素人という意味です。ラテン語のlaic(一般信徒、俗人)が語源。もとは宗教用語なんです。それがフランスでlayに変化してイギリスに入ってきました。さらにわかりやすくmanが付いたのです。近年はこの表現も差別だとしてlaypersonと表現することもあるんです。もともとは聖職者に対しての一般信徒を 意味していましたがだんだん変化して専門外の人、素人となったのです。 termはそれだけで専門用語や学術用語という意味がありますがここでは単に用語の意味。素人の専門用語(layman’s term)では変ですものね。

 

どんな場面で使える?

 

同期会など違う職種の仲間とのカジュアルな集まりを想定してみました。そんなときの会話に使えるフレーズです。エンジニアになじみすぎて普段使いの言葉が既に専門用語だという人は多いもの。気を付けましょう。相手によってはバカにされている と感じることも。中学のときの塾の先生は専門用語こそ使いませんでしたが 先生の説明だけでは容易にわからない生徒がいることが理解できないようでした。 自身がつまずいたことがないのでどこが分かりにくいのかがわからないのでしょう。違う職種の人と同席するときは専門用語は使わないように気を付けてあげてくださいね。

 

これも一緒に覚えよう

 

iPS cells are a from of pluripotent cells that are artificially created from non-pluripotent cells. (iPS細胞は非多能性細胞から人工的に作り出した多能性細胞の一形態なんだよ。)

just a wait. My head is spinning now.
(ちょっと待って。それってどういうこと? )

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