「エルゴノミック・チェアの設計図」
エンジニア英語でどう言う?【220】
会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

カイロ美術館にツタンカーメンの椅子が展示されています。 幼くしてファラオとなったため椅子に座ったとき足がつかなかったのでしょう。 ツタンカーメンの椅子にはフット・レストがついています。およそ紀元前1342年ごろです。 そんな時代にフット・レストという発想があったんですね。この発想こそ人間工学の起源かもしれません。
Could you check my design drawing for a new ergonomic chair?
クッジュー・チェック・マイ・デザイン・ドゥローイング・フォラ・ニュー・アーゴノミック・チェアー
新しいエルゴノミック・チェアの設計図を見ていただけますか?
こんなフレーズ
design drawingは設計図という意味です。ergonomicはergonomics(人間工学)の形容詞。 ergonomic chairで人間工学に基づいた椅子ということになります。 エルゴノミック・チェアと言えばアーロン・チェアが有名ですが人体に自然とフィット するように計算し尽くされた機能美は見事です。人間工学とはこういった人への優しさから生まれた学問。人体や人の心理の不思議も学べるという意外性もありますね。
どんな場面で使える?
上司に自身の設計図をチェックしてもらうという場面を想定しています。 家具デザイナー(furniture designer)はエンジニアではありませんが人間工学を取り入れようとするとき似た側面があるとは思いませんか? 19世紀のアメリカで発展した 人間工学は当時human engineeringと呼ばれていました。現在はergonomicsまたはhuman factorですがやはり限りなくエンジニア発想に近いのではないかと思います。
これも一緒に覚えよう
Is it possible to fine-tune the curvature of the lumbar support to more fit the user’s lower back?
(ランバー・サポートの湾曲部分を微調整して利用者の腰によりフィットするような形にできるかな?)
Take into consideration the slightly inward curve of the human lower back.
(人の腰部は微妙に窪んでいるということを考慮しないとね。)