毎日Eトレ!【513】しまった、ファンデーションが厚ぼったいな

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メイクのフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

 

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Oh man, I've got a cakeface.

しまった、ファンデーションが厚ぼったいな

 

「ファンデーションが厚ぼったい」「化粧が濃い」「メイク落とし」ネイティブの表現、覚えておこう

ただ「化粧が濃い」というのではなく、「ファンデーションが厚い」の言い方がこちらのメインの会話例です。暗いところでお化粧をしたり、新しいファンデーションに変えたばかりのとき、意外とあったりしますよね。

では説明ですが、これはおもしろいですね、「ファンデーションを厚い」ことをcakefaceやcakey faceと言うことがあります。これはパンケーキ(日本語で言うホットケーキ)から来ているようです。肌の色だけれども、ファンデーションがぼってりと、パンケーキみたいに厚みがあるイメージですね。女性にはイメージしやすいと思いますが、もしかしたら、男性やお年寄りには浸透していない言い方かもしれません。響きで普通は理解ができるとは思いますが、通じないときにはこの下の「化粧が濃い」で改めて説明してみてくださいね。

そして、ここでの時制は現在完了になっています。文法上正確には、I've (I have) gottenなのですが、アメリカでは現在は、かなりの割合でgottenはただの過去形のgotに代用されています。通じるか通じないかで言えば、どちらも全く問題なく通じます。 

そして文頭につけた、Oh manは、「しまった」や「なんでこうなるのー」「やだー」というようなニュアンスの感嘆語です。こういったものは日本人にはちょっと恥ずかしさもあり言いづらいかもしれませんが、ネイティブなら子どもから大人の男性も、年配の女性も誰でも普段使う言葉なので、本来恥ずかしさを感じるような感嘆語ではありません。アメリカであれば、発音はマンではなく、「メン」に近くなります。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

She wears a lot of makeup.
彼女は化粧が濃いね

▶「完成したお化粧をすでにつけている」状態ならwear、「化粧中、お化粧をしている」作業中ならputで表します。洋服と同じです。

ここでは、誰かお化粧の濃い人を見たり、お化粧の濃い人のことを思い出して言っているので、お化粧を既につけている状態のwearで表します。

このwearで、上の会話例のような「ファンデーションが濃い」ことを言うのであれば、She wears so much foundation.「彼女はファンデーションがすごい濃いね」というようにも言えます。

 

I put on a little bit too much makeup, but I don't have time to take it off.  
化粧がちょっと濃くなっちゃったんだけど、落とす時間がないよ

▶女子ならあるあるではないでしょうか。これはお化粧をしている最中の心の声みたいですね。上で説明したように、化粧中であれば、「化粧をする」はput (put on)になります。「お化粧を取る」「メイク落とし」は、take off や removeなどが一般的です。このtake offも、洋服を「脱ぐ」ときに使う表現と全く一緒ですね。お化粧は、まさしく洋服のような仮面のような感覚なのでしょうか(笑)。

 

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。

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