毎日Eトレ!【606】お手元の資料をご覧ください
デイビッド・セイン先生が教える
会議のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「お手元の資料をご覧ください」「お手元にあるこれら(の資料)をご覧ください」「お手元にある資料をご覧いただきたいと思います」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。
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締め切り:2023年6月10日
Please look at the materials at hand.
お手元の資料をご覧ください
「お手元の資料」「資料」「見てください」のいろんな言い回しをおさえよう
会議で配った資料を参照してもらいたいときには、どんなふうに声をかけるといいでしょうか。
「…をご覧ください」は、シンプルにPlease look at ...を使うのがベストです。look atの代わりに、refer toを使ってもいいですね。
また、「お手元の資料」はthe materials at handと表現できます。at handは「すぐ手の届くところにある」という意味ですが、We first need to work out the problem at hand.「まずは目の前にある問題を解決しなければならない」のように、「物理的に近い」「目に見える」ものではなく、抽象的な意味合いでも使うことができます。また、「資料」はhandoutと言うこともできます。
一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現
Please take a look at these at hand.
お手元にあるこれら(の資料)をご覧ください
▶look at ...は、このようにtake a look at ...と言い換えることもできます。
I'd like for you to take a look at the materials we have at hand.
お手元にある資料をご覧いただきたいと思います
▶命令文を使わずに、I’d like for you to ...という言い方にすると、フォーマルな感じを出すことができます。
講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne | |
![]() | 日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。 |
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