毎日Eトレ!【1132】まったく愛さなかったよりも、愛し失ったほうがいい

デイビッド・セイン先生が教える
名言から英語を学ぼう

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「まったく愛さなかったよりも、愛し失ったほうがいい」「愛に触れるとだれもが詩人になる」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

Tis better to have loved and lost than never to have loved at all.

まったく愛さなかったよりも、愛し失ったほうがいい

 

「愛」にまつわる英語の名言

本日は七夕ということで、恋愛にまつわる名言をピックアップしました。こちらはヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人、Alfred Tennyson(アルフレッド・テニスン)の言葉。だれかを愛し、失ったとしても、愛をまったく知らないよりはずっといいといった意味合いでしょうか。
文頭にある 'Tis は、It is の古い言い方です。シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』に "'Tis the east, and Juliet is the sun." という文章が登場しますが、これは "It is the east, and Juliet is the sun." ということ。つまり、この名言も It is better to have loved and lost than never to have loved at all. とすれば、意味をとらえやすくなりますね。
It is better to ... は「~するほうがいい」というフレーズ。It is better to err on the side of caution. はよく使われる慣用表現で、「慎重過ぎるぐらい慎重になるほうがいい」→「用心すれば失敗しなくて済む」という教えです。loved と lost は、それぞれ love(愛する)、lose(失う)という意味の動詞ですが、have を伴った現在完了形のため、過去分詞の形になっています。never は「決して~ない」、at all は「まったく~ない」という意味です。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

At the touch of love, everyone becomes a poet.
愛に触れるとだれもが詩人になる

▶古代ギリシャの哲学者、Plato(プラトン)の言葉です。こちらの名言では、love は「愛」という名詞として使われています。at the touch of ... は「~に触れるだけで、~に触れて」という意味のイディオム。たとえばタッチパネル式の自動販売機などで「ボタンに触れるだけでこの商品が買えます」と言いたいときは You can buy this item at the touch of a button. でOK! poet は「詩人」という意味です。「子どもの頃、詩人になりたかった」は I wanted to become a poet when I was a child. となります。poetry「詩」と混同しやすいので注意しましょう。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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