毎日Eトレ!【909】桜が咲く期間は短いので、来週には散っているだろう

デイビッド・セイン先生が教える
花見のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「桜が咲く期間は短いので、来週には散っているだろう 」「桜の木が花ざかりになるのは短い間だけなので、来週はもう散っているだろう」「満開の桜を見られるのは短い間だけなので、来週の今頃にはもう散っているだろう」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

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Sakura only blooms for a short time, so by next week the blossoms will have already fallen.

桜が咲く期間は短いので、来週にはもう散っているだろう

 

「桜はもう散っていることだろう」―未来についての表現を確認!

ここではbloomという単語が「(花が)咲く」を意味する動詞として使われていて、文の前半は「桜の木は短い期間だけ花が咲く」ことを表しています。このbloomとよく似ているのが後半にある名詞blossomで、こちらは「花」という意味です。一般的なflower(花)と違って、「木に咲く花」を指しています。

また、will have ... fallen(散っていることになる)が、〈will have+過去分詞〉という未来完了の形をとっている点に注目しましょう。前置詞by(~までに)が示す未来のある時点になったときには、動作がすでに済んでいるであろうことを予想する表現です。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Cherry blossom trees are in full bloom for just a short time, so next week they will already be falling.
桜の木が花ざかりになるのは短い間だけなので、来週はもう散っているだろう

▶in full bloomのbloomは「開花」を表す名詞。派生語のbloomer(開花植物)は、比喩として人の才能が花開くことも意味し、a late bloomer(遅咲きの人)などの言い方ができます。

 

We can only see sakura at its peak for a short time, so by this time next week the blossoms will already be falling.
満開の桜を見られるのは短い間だけなので、来週の今頃にはもう散っているだろう

▶will already be falling(もう散っているだろう)は未来進行形になっています。未来のある時点で、動作が行われている最中であることを示しています。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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