毎日Eトレ!【1421】外国人のお客さんにお買い上げ商品を配送する

デイビッド・セイン先生が教える
親子で楽しむ英会話 〜接客英語フレーズ〜

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回から接客英語のシリーズが始まります。今回は配送料についてのやり取りです。ECにも使えるキーワードですね!

 

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A: Could you tell me how much your delivery fee is? I live in Japan, so I can come back and pick the item up if necessary.
B: For purchases over 8,000 yen, delivery is free of charge. It will take between 1-2 weeks for delivery, and someone will need to sign for it.

A: 配送料はいくらですか? 日本に住んでいるので、必要ならあとで受け取りにきます。
B: 8,000円以上のお買い上げの場合、配送は無料です。配達まで1~2週間かかります。また、お受け取りにはサインが必要です。

 

配送は無料です

訪日観光客だけでなく、日本に住んでいる外国人の接客をする機会も増えていると思います。お買い上げ商品を後日「受け取る」という場合、pick up を用います。pick up は「拾い上げる」のイメージが強いかもしれませんが、「(預けていたものを)受け取る」「(人を乗り物に)乗せていく」「(知識などを)得る」など、文脈によってさまざまな意味を持ちます。if necessary は「必要ならば、必要に応じて」という意味の慣用表現です。 商品をお客さんの自宅に配送する場合、購入金額によっては送料が無料になるケースも多いですね。for purchases over ... は「〜以上のお買い上げで」、厳密には「〜を超える購入で」という意味です。「無料」は free of charge と言います。ほかにも「無料」の言い方として、at no charge や without charge などの表現があります。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

A: Could you tell me if you deliver to overseas addresses, and also if there is a flat rate for shipping?
B: I'm so sorry, but we are unable to ship to overseas addresses at this time. I'm truly sorry for the inconvenience.


A: 海外の住所にも配達はできますか? また、送料の定額料金はありますか?
B: 申し訳ありませんが、現在のところ海外への発送は承っておりません。ご不便をお詫びします。

 

▶サービスなどの「定額料金」を flat rate と言います。a flat-rate fare なら「均一運賃」です。shipping は「送料」のことで、動詞の ship には船便に限らず「発送する、出荷する」という意味があります。「航空便」の場合、air shipment とも言います。よく似た意味の動詞 deliver は「配達する、届ける」です。be sorry for the inconvenience は「ご迷惑をお詫びする」という意味で、お客さんの要望に応えられないときなどに使える定番表現です。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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