毎日Eトレ!【1199】空欄に入る語は何でしょう?
デイビッド・セイン先生が教える
親子でチャレンジ!英語クイズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は正しい接頭辞・接尾辞、複数形を成立させるクイズです。さっそく読んで会話で使ってみましょう。
注目記事
小学校から英語の授業が始まりました。
教科書の勉強だけではなく、海外の講師と話すのも良いのではないでしょうか?
Cheer up! Englishでは話題の子どもオンライン英会話をご紹介!
詳しくはこちらのページへ!
【1】
( )change
( )it
( )port
【2】
avail( )
cap( )
understand( )
Q.What word goes in the spaces?
A: 1. im 2. ful
B: 1. re 2. ness
C: 1. ex 2. able
~単語力をきたえよう~
正解は (C) です。
英単語をいくつかのパーツに分解したとき、意味のもとになる語句の「頭(=前)」につく語のことを接頭辞、「お尻(=後ろ)」につく語のことを接尾辞といいます。今回選択肢の中に登場した中では、im- / re- / ex- は接頭辞、-ful / -ness / -able は接尾辞です。
1. に入るのは ex- という接頭辞です。ex- は「外へ、~から」がコアな意味。exchange(交換する)はあるものをほかのものに取りかえることですし、exit(出口)は外へ出るための場所、export(輸出する)は自国の商品を外国に売ることなので、「外へ」のニュアンスを含んでいることがわかるのではないでしょうか。ほかにも exclude(除外する、締め出す)、exhale(吐き出す、発散する)、exception(例外、除外)などがあります。
2. には 「~できる」という意味を持つ接尾辞、-able が入ります。available は「利用できる、入手できる」、capable は「有能な、能力がある」、understandable は「理解できる、わかる」という意味です。-able と同じく「~できる」という意味を持つ接尾辞に -ible があります。accessible(到達できる、近づきやすい)、edible(食べられる、食用の)、visible(目に見える、可視の)などです。
接頭辞と接尾辞の意味を理解すると、知らない単語が出てきたときにある程度単語の意味の推測が可能になります。ボキャブラリーUPにも効果的なので、覚えておくと便利です。
一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現
What is the correct plural form of the word?
1. [knife] → knifes / knives / knive
2. [goose] → geese / goose / gooses
3. [series] → seris / serieses / series
A: 1. knives 2. geese 3. series
B: 1. knifes 2. gooses 3. seris
C:1. knive 2. goose 3. serieses
▶単語の正しい複数形は何でしょう?正解は (A) です。
名詞の複数形を作るときは、単語のおしりに -s または -esをつけるのが原則です。しかし、単語の中にはこのルールに当てはまらずに不規則な変化をするものもあります。たとえば knife(ナイフ)のように、語尾が fe で終わる語を複数形にするときは -fe → -ves のように変化します。knives は「ナイフス」ではなく「ナイヴズ」のように濁った発音になる点も注意しましょう。同様に、f で終わる単語も、leaf → leaves、half → halves のように変化するものがあります。goose(ガチョウ)の複数形は geese に、series(連続、シリーズ)は単数形・複数形が同じ形なので series のままです。
今回取り上げた単語以外にも、不規則変化をする名詞の代表的なものに man-men、foot-feet、person-people などがあります。
講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne | |
![]() |
日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。 |
デイビッド・セイン先生の書籍はこちら!