毎日Eトレ!【1410】大学の学生寮で洗濯物トラブル!

デイビッド・セイン先生が教える
海外の大学に入学した際に役立つフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は洗濯物トラブルのお話です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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A: Someone keeps opening the washing machine and taking my clothes out. I don't know what to do. It's embarrassing.
B: Is it the laundry room in your dorm? If so, you need to tell the Resident Assistant for your floor.

A: いつも誰かが洗濯機を開けて私の洗濯物を外に出していくの。どうすればいいかわからない。恥ずかしいよ。
B: それって寮のランドリールーム? それなら自分のフロアのレジデントアシスタントに相談するといいよ。

 

洗濯機を開けて服を出されてしまう

大学の学生寮にはコインランドリーのような laundry room(洗濯室)があり、洗濯乾燥ができる washing machine(洗濯機)が利用できます。Someone keeps opening the watching machine の〈keep+doing〉の形は「~し続ける」という意味で知られていますが、ここでは「頻繁に~する、繰り返し~する」という意味で使われています。この keep は、続く taking my clothes out(私の服を取り出す)の taking にも掛かっています。
dorm は dormitory(寮)を略した言い方で、大学の寮には Resident Assistant または RA と呼ばれる学生がいます。寮に住む学生たちは、寮生活で困ったことがあれば RA に相談することができます。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

A: I've told my RA about the laundry room situation. Her solution was to come up with a laundry time schedule. We need to sign up to use the machines now.
B: That's a great idea! If you can't use the machine during a time convenient for you, you can always go to a local laundromat.


A: ランドリールームの状況をRAに話したよ。彼女の提案で洗濯スケジュールを考えることになり、洗濯機を使う人は先に名前を書いておくことになったの。
B: それは名案だね! 使いたい時間に洗濯機が空いていなかったら、いつだって近くのコインランドリーに行けるしね。

 

▶come up with ... は「(アイディアなどを)考え出す」です。sign up to use the machinesで、「機械を使うために申し込みをする」、つまり「使いたい時間に名前を書いておく」ということになります。a time convenient for you は、形容詞の convenient(都合がよい)がうしろから time を修飾しています。アメリカではコインランドリーを laundromat と言います。イギリスでは launderette となります。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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