毎日Eトレ!【1322】架空の想定をするときのフレーズ

デイビッド・セイン先生が教える
IELTSやTOEFLのアカデミック問題でおさえておくべきフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は架空の想定をするときのフレーズ「月面探査事業に関与している架空の民間会社の例を考えてみよう」です。さっそく読んで活用しましょう。

Consider the hypothetical example of a private company engaged in the lunar exploration business.

月面探査事業に関与している架空の民間会社の例を考えてみよう。

 

架空の例を考えてみよう

論文などではよく To take A as an example ...「Aを例として挙げれば…」のように、実例を示して論を進めることがありますが、文章を読んでいて気をつけなければいけないのは、現実には存在しない例が引き合いに出される場合です。それを hypothetical example と言います。hypothetical は「仮定の、仮説上の」という意味で、「もしも〜」などと架空の想定をするときに使う形容詞です。hypothetical question なら「もしもの質問、たとえばの話」、hypothetical enemy なら「仮想敵国」です。文が動詞の consider (考える) で始まっていることからもわかるとおり、例として何かについて考察するときは通常、命令文の形をとります。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Let us consider a hypothetical town where no garbage is thrown away.
ごみが捨てられることのない架空の町を考えてみよう。

▶アカデミックな文章では、短縮形の let’s でなく let us を用いることが多いです。この場合の let us は一緒に何かをしようと誘っているのではなく、「〜だとしてみよう」と、推論の上で仮の条件を設定をしています。consider のほかにも、仮定をするときに用いられる動詞としては、imagine (想像する)、suppose (想定する)などがあります。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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