毎日Eトレ!【837】お賽銭を投げ入れたら、鈴を鳴らします

デイビッド・セイン先生が教える
寺社参拝のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「お賽銭を投げ入れたら、鈴を鳴らします」「お賽銭を投げ入れたら、鈴を鳴らします」「お賽銭を入れたら、鈴を鳴らす必要があります」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

注目記事

小学校から英語の授業が始まりました。
教科書の勉強だけではなく、海外の講師と話すのも良いのではないでしょうか?
Cheer up! Englishでは話題の子どもオンライン英会話をご紹介!

詳しくはこちらのページへ!

 

After you toss in the offering, ring the bell.

お賽銭を投げ入れたら、鈴を鳴らします

 

英語で寺社参拝②:お賽銭

先週の手水舎に続き、今週のテーマはお賽銭です。

tossは「~を軽く投げる、ポンと放る」という意味の動詞です。「投げる」と聞くとthrowという単語が思い浮かぶかもしれませんが、両者はニュアンスに違いがあります。throwが力強く、素早く投げるのに対し、tossは下からやさしく放るイメージです。tossの後ろに前置詞のinをつけることで、お賽銭を「軽く投げ入れる、ポンと放り込む」という動作にぴったりの表現になります。

お賽銭にあたる英単語は「贈り物、献金」という意味のofferingがありますが、もし思い出せなかったらtoss in the moneyと言っても問題はありません。

ringは「鳴らす」、bellは「鈴」という意味です。もう少し補足する場合は、shake the rope to ring the bell「縄を揺り動かして鈴を鳴らします」のように言ってもいいですね。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

After the offering is tossed in, give the bell a ring.
お賽銭を投げ入れたら、鈴を鳴らします

▶the offering is tossed inは受け身の文章ですが、意味は変わりません。give the bell a ringもring the bellと同じことです。

 

After making our offering, we need to ring the bell.
お賽銭を入れたら、鈴を鳴らす必要があります

▶make an/one's offeringは「ささげ物をする、供物をささげる、お供えする」という意味のフレーズですが、

この状況では「お賽銭を入れる」という意味に。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

デイビッド・セイン先生の書籍はこちら!

CDブック 聞くだけですぐ使える! 60歳からの英語サンドイッチメソッド (アスコム英語マスターシリーズ)
発売日:2017/12/16

最新の連載をメールでお知らせ

メールアドレス:

「毎日Eトレ!」連載記事一覧 連載トップへ

続きを見る >>

おすすめ記事