毎日Eトレ!【1258】触れていない点を問う

デイビッド・セイン先生が教える
ディベートに役立つ英語表現

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回はディベートに役立つ英語表現「本当にそれで全部なのでしょうか?」です。さっそく読んで活用しましょう。

Are you sure that’s the whole story?

本当にそれで全部なのでしょうか?

 

それで全部なのでしょうか?

議論では、相手が自分に都合のよい情報だけを語り、不都合なデータなどについては黙っている場合が考えられます。そんなときは the whole story という言葉を使って、相手が触れずにいる点がないか確かめてみましょう。story と言っても「物語」ではなく「説明」のことで、the whole story は物事の全てが包み隠さず説明されている状態です。sure は「確信している」という意味ですので、Are you sure ...? という質問で、本当にそう思うのかを尋ねています。I can understand why you think that, but ... (そうお考えになるのもわかりますが…) や、I see what you mean, but ... (言いたいことはわかりますが…) などのワンクッションを置いてから問いかけるのもよいでしょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

I’m not sure that’s the entire story.
それで全部だとは思えません。

▶the whole story の代わりに the entire story と言ってもほぼ同じです。whole には「丸ごとの」という意味合いがあり、a whole year で「まる1年」を表しますが、entire では完全さがより強調されるので、an entire year なら「まるまる1年」といった具合です。entire には「全面的な」の意味もあるため、entire agreement で「完全合意」。副詞の entirely を使って、I don't entirely agree with you.「あなたに全面的に賛成するわけではありません」などと表現することもできます。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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