毎日Eトレ!【1224】慣用表現を身につけよう

デイビッド・セイン先生が教える
英会話3択クイズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は予約やショッピング時に使われる慣用表現についてです。さっそく読んで活用しましょう。

Could you reschedule my appointment?

A: Yes, we accept points.

B: Five days ago.
C: Consider it done.

 

正しい応答を選ぼう

reschedule とは「予定を延期する」ことですので、Could you reschedule my appointment? は自分の予約の変更を依頼するフレーズです。これに対してどう答えるのがよいかを選んでみましょう。このような問題で鍵になるのは、慣用表現を知っているかどうかです。選択肢 A は、買い物をするお客さんから Can I use my points to pay for this? (これの支払いにポイントを使えますか) と聞かれたときなどの回答ですので不正解になります。ここでの accept は、ある支払い方法をお店が「受け付ける、取り扱っている」という意味で、We accept credit cards なら「当店ではクレジットカードをご利用いただけます」ということです。選択肢 B も、今後の日程ではなく「5日前」という過去の話をしているため不適切。正解は C の Consider it done. になります。これは会話でよく用いられる慣用表現で、依頼を引き受けるときの返事です。consider A 〜 の形で「Aを〜だと思う」という意味のため、Consider it done. は「それはもう済んでいると思ってください」となり、ただちに実行するつもりでいることを表しています。初めて耳にすると何のことだか分かりにくいかもしれませんので、普段から多くの言い回しに慣れておくとよいでしょう。

【意味を確認】
予約を変更してもらえますか?
A: はい、ポイントが使えます。
B: 5日前です。
C: 承知しました。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Can I get a discount on this sweater?
A: She's in accounting.
B: I can drop the price.
C: We don't provide change.

▶この問題でも発言にふさわしい応答を選んでみてください。get a discount で「割引を受ける」ですので、質問者はお店でセーターの値引を求めているようです。この discount と音の似た選択肢 A の accounting (会計) という単語に惑わされないようにしましょう。in accounting で会社などの経理に携わっていることを表します。また、選択肢 C に出てくる change とは、「変化」ではなく「おつり、小銭」のことです。Keep the change. なら、タクシーなどの支払い時にチップとして「おつりは取っておいて」の意味で使われます。provide change あるいは give change は「おつりを渡す」ということですから、C はお店がおつりを出さない、つまり現金はぴったりで払ってもらうという方針を示しています。正解は B の I can drop the price. (値下げできます) です。他動詞の drop には「落とす」という日本語訳がつくことが多いので、drop the price が「値段を落とす」のように聞こえて戸惑うかもしれませんが、実際には「値段を下げる」のニュアンスです。drop は「落とす、下げる、減らす、やめる、外す」など、いろいろな使い方ができる単語です。日頃から幅広い表現に触れておくことが大切です。

【意味を確認】
このセーターを割引してもらえますか?

A: 彼女は経理担当です。
B: 値下げできます。
C: おつりは出しておりません。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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