毎日Eトレ!【1406】アメリカの大学で授業の履修をやめるには?
デイビッド・セイン先生が教える
海外の大学に入学した際に使える表現
英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は海外の大学で、履修を考え直した際に使えるメッセージフレーズ「クラスをやめられる最終期限はいつだっけ?」です。さっそく読んで活用しましょう。
注目記事
小学校から英語の授業が始まりました。
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A: Do you know when the last day to drop a class is? I'm not doing so great in chemistry, so I think I want to drop it.
B: As far as I know, you have until 6 weeks after the class starts to drop it. Be careful, though. The university has a 6-drop limit.
A: クラスをやめられる最終期限はいつだっけ? 化学の授業についていけなくて、履修をやめたいと思ってるんだ。
B: 私が知るかぎり、やめるならクラスが始まってから6週間後まで。でも気をつけて。大学には「6ドロップリミット」があるから。
一度履修した授業をやめたい
as far as は「~するかぎりでは」という「範囲」を表します。類似した表現に as long as がありますが、こちらは「~するならば」という「条件」を示します。thoughは 文末に副詞として用いられると、「~だけどね」というフランクな言い回しになります。6-drop limit は「drop できるのは6クラスまで」という規則を表します。クラスを drop できる期限や数は学校によって異なりますので、履修の際は注意が必要です。
一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現
A: Attendance is mandatory for History 101. It's 25 percent of your overall grade, and the professor takes roll or gives a quiz every class to check who is there.
B: Oh man, 25 percent is big! If you go to all of the classes, but your grades are borderline, that would boost you to the next grade level.
A: 「歴史101」は出席が必須だよ。全体の成績の25パーセントを占めていて、教授は出席状況を確認するために、毎回点呼か小テストをやるんだ。
B: えー、25パーセントは大きいね! でも全部の授業に出席すれば、成績がギリギリでも、ひとつ上の評価点に押し上げてくれるってことだね。
▶take roll は先生が学生の名前を読み上げて「出席をとる」ことを指します。Oh, man. は日常会話で「しまった、なんてこった」と感情を表すときの表現で、Oh, boy.という言い方もあります。If you go to all of the classes 以下の文章は構造がわかりづらいかもしれませんが、間に挿入されている but your grades are borderline を一度抜いてみるとわかりやすいです。that would boost you の that は「授業に全部出席すること」を指しています。
講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne | |
日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。 |
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