毎日Eトレ!【1320】別の結論を示すフレーズ
デイビッド・セイン先生が教える
IELTSやTOEFLのアカデミック問題でおさえておくべきフレーズ
英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回はIELTSやTOEFLのアカデミック問題でおさえておくべきフレーズ「中央銀行の金融政策には、正反対の結論も成り立つ」です。さっそく読んで活用しましょう。
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The reverse conclusion holds true for the central bank’s monetary policy.
中央銀行の金融政策には、正反対の結論も成り立つ。
正反対の結論も成り立つ
英文の理解度を試す問題では、今までの論の流れとは異なる考えが示されることもありえます。それが筆者自身の意見なのか、それとも想定される反論を述べたものかは文脈から判断しますが、いずれにしても reverse や opposite など「反対」を表す語が使われるはずですので、目印にして読み進めてみましょう。hold true は「当てはまる」という意味で、the same holds true for ...「同じことが〜についても言える」のように、よく for を伴って用いられます。hold だけでも「(理論などが)有効だ、通用する」の意味で使われる場合もあります。monetary は「金融の、通貨の」を表し、monetary easing なら「金融緩和」です。
一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現
In the case of government bond purchases, the opposite result would apply.
国債購入の場合、逆の結果が当てはまるだろう。
▶in the case of ... の case は「場合」を表します。bond は「債券」で、government bonds は「国債」、corporate bonds なら「社債」となります。apply は「当てはまる、適用される」。その前に would (〜だろう) が使われているのは、「もし〜の場合だったら」という仮定の状況で話をしているからです。
講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne | |
日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。 |
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