毎日Eトレ!【514】彼は負けず嫌いな人だよ

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英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。今回はポジティブもネガティブも使える「負けず嫌い」です。

 

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He is competitive.

彼は負けず嫌いな人だよ

 

ポジティブもネガティブも「負けず嫌い」を言い表すならこの単語

「負けず嫌い」であることは、ポジティブにもネガティブにもなり得ると思いますが、私個人の感覚では、日本語ではどちらかと言うとポジティブな意味合いで使われることのほうが多い気がします。英語での「負けず嫌い」とは、どういうことなのか? を今日は見てみます。

このメインの会話例では、competitiveという単語が「負けず嫌い」に当たります。形容詞です。この単語は他に、「競争の」「競争心の強い」「他に負けない」というような意味合いがあります。ということで、competitiveで表す「負けず嫌い」と言うのは、「負けてたまるか!」という、日本語での負けず嫌いの意味合いに近い感じになります。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

He is a sore loser.
彼は負けず嫌いです(ネガティブな意味)

▶これを直訳にすると、「痛々しい負けた人」と言うようにも言えます。上のcompetitiveの負けず嫌いとは違う意味になり、ネガティブな意味になるため、使い方には注意が必要です。

このsore loserが使われる状況としては、例えば、試合に負けて悔しくてたまらないときに、勝った人の悪口を言いふらしたり、勝った人に対して意地悪をしたり、「勝つためにズルをする」と言う意味での負けず嫌いになります。かなりネガティブな負け犬という意味になってしまいますね。これに近い意味合いでbad loserという言葉もあります。

 

I hate to lose.
負けるのが嫌なんだ(負けず嫌いなんだ)

▶これはわかりやすいと思います。competitiveやsore loser、 bad loserのような単語を知らなくても、ごく簡単な単語でも負けず嫌いを表すことはできますね。そして、これは別にネイティブでも言う自然な言い方でもあります。

英語はこのように最低限の単語さえ使いこなせれば、実は自己表現は普通はかなりできるものです。日本語に当てはめた英語を探すのではなく、状況を描写する英語を話せるほうが自然な表現になる傾向があり、英語を話せるようになる近道です。

 

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。

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