毎日Eトレ!【856】OKが出た途端、社長の気が変わって計画が白紙になった

デイビッド・セイン先生が教える
トラブル・悩み事のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「OKが出た途端、社長の気が変わって計画が白紙になった」「ゴーサインが出た途端、社長の気が変わって計画が白紙になった」「社長の気が変わってプロジェクトの方向性が変わったから、一からやり直さないと」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

As soon as we got the green light, the company president changed his mind and we had to start the plan from scratch.

ゴーサインが出た途端、社長の気が変わって計画が白紙になった

 

覚えておきたいビジネス英語:green light と from scratch

まず「~した途端」ですが、「~するとすぐに」という意味のas soon asがベストでしょう。次に、green lightですが、ここでは「許可、ゴーサイン」を表します。we got the green lightで「ゴーサインが出た」というわけです。

「気が変わる」はchange one’s mind。ここではこの「社長の決定」に対する話者のネガティブな印象が反映されているように感じられますが、I was going to go shopping tomorrow , but I changed my mind.(明日はショッピングに行くつもりだったけど、気が変わった)のように、単純に「考えが変わった」というときにも使えます。from scratchは「ゼロから、白紙の状態から」ということ。made from scratchは「一から作った」の意味で、「手作り料理」などを表して使われます。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The company president changed his mind as soon as we got the okay, so we'll have to start the plan all over again.
ゴーサインが出た途端、社長の気が変わって計画が白紙になった

▶get the okayは「ゴーサインをもらう」、start all over againは「一からやり直す」の意味です。

 

We have to start from scratch because the president decided he wanted to go in a different direction with the project.
社長の気が変わってプロジェクトの方向性が変わったから、一からやり直さないと

▶go in a different directionは「別の方向へ行く」、つまり「(これまでの計画などを)変更する」ということです。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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