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大人の学び直し英語【118】英語の動詞16 – 活用10 – 動詞の原形２
品詞について
動詞の活用していない形、原形はどんなときに使われるのでしょうか。前回は助動詞の後の原形動詞についておさらいしました。原形といえば、toの後に続く「to不定詞」も重要ですね。
「～すること」という意味になるto不定詞の名詞的用法
「～すること」と英語で言いたいときは、動詞を～ing形にするか前にtoを付けます。
たとえば、「～することを計画する」「～することを約束する」と言いたいときはto不定詞を使います。
I plan to visit my friend in New York.
意味：私はニューヨークの友人を訪問することを計画している。
～ing形にするかto不定詞を使うかは、前に来る動詞（上の例文ではplan）によって決まっています。
思考(learn：習う、decide：決める、choose：選ぶ、intend：～するつもり、mean：意味する)や感情(want：～したい、hope：～を願う、would like/love：～したい)、表明（promise：約束する、agree：～に賛成する、同意する、refuse：拒否する、threaten：脅す）の動詞はto不定詞を使うものが多いようです。
その他の動詞には、～ing形を取るものや、to不定詞も～ing形も取るものがあります。
「人に～してもらいたい」というto不定詞
一方、最初の動詞の後にすぐto不定詞が続くのではなく、次のような形になる場合もあります。
動詞＋名詞＋to不定詞
My wife asked me to pick up Naomi.
My wife asked me: 妻は私に頼んだ
to pick up Naomi: ナオミを迎えに行くことを
上の例文では、pick up（迎えに行く）のはme（私）です。
同じ使い方ができる動詞として、ask（頼む）のほかに、advise（忠告する）, expect（期待する）, order（命令する）, persuade（説得する）, remind（思い出させる）, tell（～するように言う）, want（～してほしい）, warn（警告する）, would like/love（～してほしい）などがあります。
では、次の文はどんな意味になるでしょうか。
My son promised me to study.
文の内容からすぐお分かりになるのではないでしょうか。
My son promised me：息子は私に約束した
to study：勉強すると
この例文では、約束したのも勉強するのも息子であって、「私」ではありません。
練習問題
日本語の意味に合うように、空欄に入れるものを（ ）から選んでください。２回使うものもあります。
（I would love, I didn’t mean, He agreed, The doctor told you）
１ 彼は私たちに会うことに同意した。
( ) to see us.
２ あなたには、ちょくちょく私たちに会いに来てもらいたいの。
( ) you to visit us often.
３ 今年は外国に行きたい。
( ) to go abroad this year.
４ 先生はあなたに寝てるように言ったのよ。
( ) to stay in bed.
５ あなたのお気持ちを傷つけるつもりはなかったんです。
( ) to hurt your feelings.
解答・解説・和訳
１ He agreed
２ I would love
I would likeやI wantでも同じような意味になる。
３ I would love
４ The doctor told you
-tell+人+to不定詞は、ほとんど「命令する」という強い意味になる。
５ I didn’t mean
| ライタープロフィール●外国語人 | |
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英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |
