毎日Eトレ!【1420】海外の大学のサマーコースを受講する

デイビッド・セイン先生が教える
海外の大学に入学した際に役立つフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は夏休み時のサマースクールについての会話です。

 

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A: Are you planning to take any summer school courses this year? I'm thinking about taking a few required courses and getting them out of the way.
B: Ah, I was going to ask you the same thing! How about we take chemistry together? That way we can help each other if we need it.

A: 今年はサマーコースを受講する? 少し必修科目を受講して、片づけてしまおうと思ってる。
B: あ、同じことを聞こうと思ってた! 一緒に化学のクラスを取らない? そうしたら必要なときに助け合えるし。

 

サマースクールの講座を受講する?

海外の大学では、長い夏休みの期間に summer school(夏学期)を開講しており、在学中の学生はここで単位を取得することができます。required courses は、卒業するために必ず履修しなければならない「必修科目」のこと。get out of the way は「(邪魔にならないよう)よける、片づける」で、進む道を邪魔しているものをどかすイメージです。逆に、「(人の)邪魔をする」なら get in the way と言います。 be going to(~するつもり)の過去形を用いた I was going to ask you は、「あなたに聞こうとしていた(でもできなかった)」というニュアンスです。ちなみに、ネイティブは going to を gonna と縮めて発音することが多いので、注意して聞きましょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

A: Do you think taking a summer school course would be easier or harder than just taking a regular fall/spring class?
B: It might be a little easier, honestly. I think there are less people in the class, so if you have any questions, it would be much easier to ask the professor.


A: サマーコースを履修するのは、通常の秋学期や春学期のクラスより簡単? それとも難しい?
B: 正直言って、少し簡単かな。クラスあたりの人数が少ないから、質問があるときに教授に聞きやすいと思う。

 

▶A の would be easier or harder で使われている would は、「~だろう」という推量を表します。B の1文目の honestly(正直に言うと)は、日本人の若者が使う「ぶっちゃけ」というイメージに近いです。同じ意味で、to be honest もよく使われます。B には、a little easier、less people、much easier to ask という比較表現が出てきます。対象が明示されていませんが、いずれも A の regular fall/spring class(通常の春学期/秋学期のクラス)と比べて、ということですね。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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