毎日Eトレ!【1248】それはどうでしょうかね

デイビッド・セイン先生が教える
ディベートに役立つ英語表現

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回はディベートに役立つ英語表現「それはどうでしょうかね」です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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I'm not so sure about that.

それはどうでしょうかね。

 

不同意を伝える

英語の討論で相手に賛成できない時、はっきりと I don't think so. (そうは思いません) などと言っても構わないのですが、より豊かな表現もできるようにしておきましょう。I'm not so sure about that. は不同意をうまく伝えられる言い回しの一つです。sure は「確信している」の意味ですので、このフレーズを直訳すると「私はそれについてあまり確信がありません」になりますが、実は「それはどうでしょうかね」と、相手の主張を疑わしく思う気持ちを伝えています。I disagree. (不賛成です) などと言うのに比べると、正面からの対立を避けていますので、角の立たない柔らかな反対表現です。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

That's not always the case.
必ずしもそうとは言えませんね。

▶不同意を示すやんわりとした表現としては、ほかにも、「必ずしもそうとは言えませんね」を意味する That's not always the case. が使えます。not always は「つねに〜とは限らない」、つまり「必ずしも〜とは言えない」ということです。相手の意見が全面的に間違っているわけではないというニュアンスを含みつつ、反対する考えを伝えています。また、the case は「本当のこと」を表し、true と言い換えることもできます。It's not the case that working conditions have improved. (労働条件が改善したというのは本当ではない) のように使います。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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