毎日Eトレ!【1112】パイを焼くにおいでお腹が空いた

デイビッド・セイン先生が教える
単語使い分けフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「パイを焼くにおいでお腹が空いた」「腐った桃のにおいはひどかった」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

The (odor / scent) of the pie baking made me hungry.

パイを焼くにおいでお腹が空いた

 

odorとscent、入るのはどっち?

今回の英単語使い分けクイズは「におい、香り」という意味を持つ名詞、odorとscentです。この文章にはどちらが入るでしょうか?
正解は…scentです。
「におい、香り」を表す単語はsmellだけではありません。今日取り上げるscentは、おもに「良い香り、ほのかな香り」、odorはおもに「悪臭、不快なにおい」を表します。例文のように、パイやパンなどを焼いた香りやほのかな花の香りといった「良い香り」を表現するとき、odorは適しません。たとえば、「このいい香りは何かな?」とたずねる場合は、What's this nice scent? となります。一方、odorはbody odor(体臭)、garlic odor(ニンニク臭)、cigarette odor(タバコ臭)のように、ネガティブなにおいに対して使います。What's that terrible odor coming from the bathroom?は、「バスルームから来るそのひどい臭いは何?」という意味です。仮に、いい香りの桃を買ったのに食べるのを忘れて放置したとしましょう。そんなときは、At first I enjoyed the scent of peaches, but now they're making a terrible odor. (最初は桃の香りを楽しんだけど、今ではひどいにおいがする)のように表現できます。2つの単語の使い分けがよくわかるのではないでしょうか。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The (odor / scent) of the rotten peaches was bad.
腐った桃のにおいはひどかった

▶rottenは「腐った」という意味の形容詞です。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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